ようこそ「子猫レスキュー手帖」へ。運営者のひろポッポです。
このサイトは、
「予定外に子猫を保護してしまい、どうしていいか分からずパニックになっている方」、
そして
「本当は助けたいけれど、ペット禁止の物件だからと諦めそうになっている方」
のために作った、15記事完結の超実用マニュアルサイトです。
12年前の6月、私がパニックになったあの日
今からちょうど12年前の6月、私はある道で、喉を引き裂くような子猫の猛烈な鳴き声を聞きました。
声のする方へ向かうと、そこにいたのは、
痩せ細って目も開けられないほどグジュグジュになった小さな子猫でした。
必死に私の方へ這ってくるその子を見て、
「連れて帰りたい!」
と強く思いました。しかし、当時の我が家は「ペット禁止」の物件。
後ろ髪を引かれる思いで一度は家に帰ったものの、
助けてあげられなかった罪悪感で涙が止まらなくなってしまったのです。
あまりに泣き崩れる私を見て、夫が困り果てて
「すぐに里親を見つける条件なら、連れて帰っていいよ。でもルールは絶対に守ってね」
と言ってくれました。
急いで元の場所へ戻ると、近所の方が
「今の時期は子猫が増えて困る」
と、その子を追い払おうとしていました。
当時の私は、5〜6月に子猫が急増することすら知らない、完全な初心者でした。
「私が連れて帰ります!」
そう言って抱き上げると、それまで激しく鳴いていた子猫が、ピタッと鳴き止んだのです。
子猫も、怖くて、不安で仕方がなかったのだと思います。
そこから、私の短い保護猫活動が始まりました。
「何がわからないかも、わからない」お世話の日々
当時の私は、猫を飼った経験が一度もありませんでした。
目の前で鼻水を出し、目やにで目がくっついている我が子を見て、
「これはいったい何?」「何から手をつけたらいいの?」
と頭が真っ白になりました。
周りに猫飼いがおらず、
犬を飼っている知人に泣きつくようにして貰ったアドバイスが、以下の3つでした。
- 人間の手は冷たくて体温を奪うから、直に触ってはいけない
- 素人判断をせず、今すぐ動物病院へ連れて行ってプロの指示を仰ぐこと
- 何よりも、とにかく「保温」が命であること
私はこの3つを必死に、忠実に守りました。
弱っている子猫が心配で、3時間おきに様子を見に行く日々。
寝不足で体はボロボロでしたが、それ以上に
「もし冷たくなっていたらどうしよう」
という不安の方が大きかったのを、今でも鮮明に覚えています。
幸いにも、その子は病院での治療とお世話のおかげでみるみる元気になり、
無事に素敵な里親さんの元へと旅立っていきました。
このサイト(子猫レスキュー手帖)に込めた想い
あのとき私が一番欲しかったのは、
「今すぐ家にあるもので何ができるか」
「ペット禁止物件でどうやって里親を探せばいいのか」が1冊にまとまった取扱説明書でした。
ネットで検索しても、膨大なブログ記事や断片的な情報ばかりで、
パニック状態の頭ではどれを信じればいいのか分からなかったからです。
そこでこのサイトでは、私のリアルな失敗と成功の経験をもとに、
以下の「どうしよう」をすべて解決する15記事を厳選してまとめました。
- 家にあるもので今すぐできる、命を繋ぐ応急処置
- ペット禁止物件で、ルールを守りながらレスキューする方法
- リアルにかかる費用(病院・フード・グッズ)の目安
- 壁の引っ掻きや、同居人にバレないための猫特有のニオイ対策
- 里親探しの具体的なアプローチと、怪しい見極め方
目の前にある小さな命を救おうと、今、手が震えるほど不安な気持ちでいるあなたへ。
大丈夫です。
猫を飼ったことがなくても、特別な道具が今すぐ手元になくても、正しい知識があればその命は救えます。
まずは
第1話「【超緊急】まず生存確認!体温を上げる方法とNG行動」
から、順にお読みください。あなたの勇気ある行動を、心から応援しています。
